【Myキャットフード】専門家が評価するキャットフード評価サイト

【PR】本ページもしくはサイトにはプロモーションが含まれています。

猫におすすめの食器はこれ!猫用フードボウルの選び方やおすめを紹介

※本ページもしくはサイトにはプロモーションが含まれています。

記事の執筆者
yuzukei-m
愛玩動物飼養管理士・ドッグライフカウンセラー・動物介護士の資格を保有したライター。猫や犬の飼育歴は20年以上で、現在は猫5匹と犬4匹と生活をし、地域の動物愛護推進委員・保護動物ボランティアも行っています。過去にはブリーディングも行っていました。その経験を元にした情報をお届けします。

猫の食器を選ぶ時、どんなところにポイントをおいて選んでいますか?

猫は少し神経質なところがありますので、使い勝手の悪い食器や気に入らない材質でできている食器で食事を出されると、途端に食欲がなくなってしまうということがあります。

そこで、愛猫にはどんな食器を選んであげるのが良いのか、選ぶ時のポイントを紹介しますので、是非参考にしてください。

猫の食器を選ぶ時の4つのポイント

ペットショップやホームセンターへ行くと、猫用の食器はデザインや材質の違うものが、とてもたくさん並んでいます。

愛猫のためにはどんな食器を選んであげるのが良いのか、選ぶポイントを4つ紹介します。

食器の深さ

猫用の食器は、平らなフチのないお皿や浅めのお皿ではなく、ある程度の深さがあるものがおすすめです。

猫は餌を食べる時に、舌を上手に動かして餌をすくうように食べ進めていくのですが、この時に食器が浅すぎてしますと、舌ですくった時に餌が外に飛び出してしまうことがあります。

ある程度の深さがあってフチがある食器であれば、フチがガードになって餌が外に飛び出すことを防げますし、滑りやすい餌の時には食器のフチがすくう手助けになります。

深さの程度は猫の体の大きさによって変わってくるのですが、猫が最後の一口を食べる時に顔が半分程度隠れているくらいが食べやすい深さになります。

顔がすっぽり隠れてしまうような深さでは、逆に食べにくくなってしまいますので、食器を選ぶ時には猫の顔の大きさを想定して選ぶようにしましょう。

ただし、子猫は自分の頭を上手に支えることができませんので、深さのある食器を使用すると顔を入れた時にそのまま前に転んでしまうこともあります。

そのため、子猫の間は浅めのお皿を使用するのがおすすめです。

食器の大きさ

猫の食器の大きさは、猫が食事をする時に食器のフチにひげがあたらない程度の大きさがおすすめです。

猫のひげはとても敏感で、食べるたびにひげが食器にあたってしまうようでは、食事に集中することができなくなってしまいます。

選ぶ時には、猫の顔の大きさよりもひとまわり程度大きいものを選ぶのがいいでしょう。

大は小を兼ねるという言葉がありますが、猫の食器選びに関してはこの言葉は当てはまりません。

あまり大きな食器を選んでしまうと、餌が広い食器中に広がってしまい食べにくくなるだけでなく、猫は遠くの餌を取ろうと首を伸ばすような体勢になってしまいます。

愛猫がそのような体勢で食事をしているようであれば、食器が大き過ぎるのかもしれませんので、食器のサイズを少し小さくしてあげましょう。

食器の安定性

猫用の食器は、ある程度の重さがあり安定性のあるものを選ぶようにしましょう。

食後の片付けのことを考慮して、軽い食器を選ぶ方が意外と多いのですが、猫は食事の最中に食器をペロペロと舐めることがありますので、軽い食器を選んでしまうと猫が舐めるたびにガタガタと食器が動いてしまうことがあります。

また、猫が前足を乗せてしまった時に、食器自体が軽いと中身をこぼしてしまう可能性もあります。

そのため、猫の食器は簡単に倒れたりしない程度の重量があるものがおすすめです。さらに、底の部分にはゴム製などの滑り止めが付いているものが、安定性が高くおすすめとなります。

食器の材質

猫の食器の材質にはいくつか種類がありますので、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

ステンレス製の食器

ステンレス製の食器は、銀色のとてもシンプルなタイプのものです。

メリット
・多少雑に扱っても傷が付きにくい
・汚れなどが取れやすく衛生的
・多頭飼育の場合には、重ねて収納できるので場所を取らない
・落としても壊れにくい
デメリット
・ひんやりとした冷たい感触を嫌がる猫もいる
・ステンレス独特の金属の匂いがする

デメリットの冷たい感触や金属の匂いに関しては、猫の好みによってはデメリットとはならない場合もありますが、猫は匂いに敏感ですので嫌がる猫も多いことからデメリットとしています。

プラスチック製の食器

プラスチック製の食器は、色や形など様々な種類のものがあり、どこでも取り扱いをしていて手軽に購入することができます。

メリット
・種類が多いので好みの形や色を選べる
・価格が比較的安価であることが多い
・軽いので給餌の際や片付けの際に扱いが楽
デメリット
・傷が付きやすい
・汚れが付きやすく落ちにくい

プラスチック製の食器は、華やかな色や模様が描かれているものもあり、可愛らしいので選ぶ方は多いです。実際に販売されている食器類ではプラスチック製のものが最も多いといえるでしょう。

陶器製の食器

陶器製の食器はあまり種類が多くないので、ピッタリのサイズのものが見付からない場合もあります。

メリット
・小さいものでもそれなりの重量があるので、安定性がある
・猫の足があたっても簡単にはひっくり返ったりしない
・重量があるので食事の最中にガタガタと動いたりしない
・汚れが取れやすく清潔に保てる
デメリット
・落としたりすると壊れやすい
・販売価格がプラスチック製のものなどと比較すると高額

陶器製の食器は重量があるので、猫の食事中にガタガタと動いたりすることがありません。ただし、少しでもかけてしまったりすると危険ですので、使用することができなくなります。

そのため、取り扱いには気を使わなければいけない点は難点でもあります。

避けた方が良い食器

ここまで紹介してきたステンレス製・プラスチック製・陶器製の食器は、それぞれにメリットとデメリットがありますし、猫の好みもありますので一概にどれが良くてどれが良くないなどとは言えません。

ただ、猫が毎日食事の時に使用する食器なので、常に清潔を保つようにして欲しいのですが、食器をかじる癖のある猫や食器を爪で引っかく癖のある猫の場合、プラスチック製の食器にはすぐに傷が付いてしまいます。

食後には食器を洗う習慣があったとしても、傷の付いた箇所には細菌が繁殖してしまうこともあります。

食器は常に清潔にしておいてあげたいものですので、かじったり引っかいたりする癖のある猫の場合には、プラスチック製の食器は避けるのがおすすめです。

おすすめの猫用食器

おすすめの猫用食器をいくつか紹介します。

脚付フードボウル

食器と専用の台が一体化している陶磁器製の食器です。

高さがあるので、猫が座ったままの楽な姿勢で食事をすることができます。食器のフチにはかえしが付いていますので、中の餌がこぼれにくい構造になっています。

台の高さや食器の大きさの違う類似品が多く販売されていますので、愛猫にピッタリのサイズを探してあげるのがおすすめです。

参考商品

カタカタ鳴らないツインディッシュ

ステンレス製の食器と、専用スタンドのセットです。食器は2つセットなので、別々の餌を入れてもいいですし、多頭飼育の場合には2匹同時に並んで食べることもできます。

食器は音の出ない吸音ラバー付きで、スタンドの足の部分には滑り止めのゴムが付いています。

そのまま置いてしまうとカタカタと音の出やすいステンレス製の食器ですが、このスタンドにセットして使用すれば音も出ず動くこともありません。

参考商品

まとめ

猫の食器を選ぶ時のポイントや、食器の材質ごとのメリットやデメリットを紹介してきました。

猫の食器を選ぶ時には、ついついデザインばかりを重視してしまいがちですが、大きさが猫に合っていなかったり、材質が猫の好みのものでなかったりした場合、猫は毎日それに我慢して食事を食べることになってしまいます。

大切な愛猫の毎日の食事に欠かせないアイテムとなりますので、じっくりと吟味して選んであげるようにしましょう。